ストレス解消に最適!運動初心者も楽しめるスポーツクラブのプログラムとは
この記事を読んでいる方のなかで、抑うつ症状や引きこもりなどで苦しんでいる人がいらっしゃれば、スポーツクラブのプログラムを受けてみてはいかがでしょうか。身体を動かすと、脳や臓器などに酸素や栄養素が行き渡るので、ストレス解消の効果があるといわれています。この記事では、スポーツクラブのプログラムについて解説します。
身体を動かすとストレス解消できる理由
まず、身体を動かすとストレス解消につながるとされていますが、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。
ストレスの種類とは
そもそもストレスには、「心理的ストレス」「行動的ストレス」「身体的ストレス」の3種類にわかれます。
心理的ストレスには、不安、イライラ、やる気の低下などがあり、行動的ストレスには、過食、攻撃的な行動、引きこもりなどが挙げられます。
そして行動的ストレスには、関節痛、頭痛、肩こりなどがあります。
慢性的な症状に苦しんでいる人は、身体を動かすのも辛くなってしまうので、運動不足が加速してしまうでしょう。
このようなストレスを抱えている人に、身体を動かすことでどのような効果が期待できるのでしょうか。
脳や臓器などに酸素や栄養素が届くようになるから
身体を動かして心拍数が増加すると、脳や臓器などに酸素や栄養素が届くようになります。
そのような状態になると、脳がストレスを効率的に処理できるようになるので、ストレス解消できるといわれています。
気分が高揚する化学物質が放出されるから
慢性的なストレス状態に悩まされると、抑うつ症状を発症してストレスが次第に蓄積されるようになります。
そこで、身体を動かすことで、脳の働きをよくする化学物質が放出されるため、神経系の健康を維持しやすくなります。
スポーツクラブでできる!ストレス解消に最適なプログラム
エアロビクスやヨガなどのプログラムは、スポーツクラブで定期的に開催されています。気軽に参加してストレスを解消しましょう。
有酸素運動がおすすめ
ウォーキング、ランニング、エアロビクスなどの有酸素運動がおすすめです。
大きく呼吸する運動は、脳や臓器などに酸素と栄養素を行き渡らせるので、ストレス解消に適しています。
また、心肺機能の向上、筋肉量の増加、体脂肪量の減少などの効果も期待できるので、見た目が引き締まり健康体に見えるようになります。
ヨガやストレッチがおすすめ
ランニングやエアロビクスをいきなり始めることに抵抗を示す人もいるでしょう。
運動不足に悩んでいる人が取り組みやすいエクササイズは、ヨガやストレッチです。
リラクゼーション効果と身体の柔軟性の向上が期待できます。ヨガマットがあれば気軽に始められるのでおすすめです。
レクリエーション要素を持つスポーツがおすすめ
1人で取り組むよりも、仲間や友人と楽しみながら取り組みたいと考えている人もいるでしょう。
そのような人におすすめのプログラムは、ハイキング、テニス、卓球などです。
身体を丈夫にするだけではなく、人と交流することで生活の幅を広げられるメリットがあります。
また、スポーツを楽しんでいる場面だけではなく、食事会を開催して親睦を深めるという取り組みもできます。
ボリュームや強度に注意する
アスリートのようにハードトレーニングを追求する必要はありません。
疲労が蓄積することで、翌日のパフォーマンスによくない影響を及ぼすからです。
また、怪我の原因にもなってしまうので、自分の目的、年齢、体力などに合ったプログラムを組み立てましょう。
スポーツクラブでは、スタッフがプログラムの組み立て方をサポートできるので安心してください。
ストレスを溜めないよう自分でケアすることも大事
身体の状態が悪くなってからケアするのではなく、日頃から自分でケアすることが大切です。
良い習慣を取り入れることで、身体の状態を一定に保てます。
自分のストレスサインを見逃さない
自分がストレスを感じたときに、どのような状態に陥るのか知っておきましょう。
それを知っておくことで、ストレスサインを見逃さなくなります。仕事量をセーブする、身体を動かす、睡眠時間を長く確保するなどの対策を講じましょう。
睡眠時間を確保する
自律神経が乱れてしまうと、寝付きが悪くなることや、夜中に何度も目が覚めてしまうことがあります。
起床直後に太陽の光を浴びる、朝食はタンパク質を多めに摂る、休日の起床時間と平日の起床時間の差をできる限り無くすように努力しましょう。
日頃から運動を取り入れる
身体がしんどくなってからマッサージ店などに通う人もいるでしょう。大切なことは、そのような状態に陥らないように日頃から運動を取り入れることです。
そうすることで、身体の状態が悪くなりすぎることがありません。ストレッチやウォーキングなどをこまめに行いましょう。
まとめ
ストレスが蓄積される前に、上手に身体を動かして解消しましょう。そのままの状態を放置していると、やがて引きこもりや抑うつ症状に苦しむことになります。日頃から身体を動かす習慣を取り入れておくと良いでしょう。また、自分のストレスサインを認識しておくと、ストレスがかかっていることがわかります。プログラムの組み立て方がわからない人は、スポーツクラブのスタッフに相談するのが賢明です。