ダイエットするならプロテインは摂るべき?太る摂り方に気を付けよう!
近年、スポーツクラブが流行し老若男女問わず人気を呼んでいます。その人気と共にダイエットやボディメイクをする人が急増し、プロテインを摂取している人が多いのはご存知でしょうか?実は、プロテインはダイエットの効率を上げることができますが、摂取方法を誤ると太ることもあります。今回はプロテインの効果的な摂取方法を紹介します。
プロテインの効果
スポーツクラブの需要が高まり、ダイエットやボディメイクを実践する人が増える中でプロテインも注目を浴びています。薬局の健康食品コーナーで気軽に購入することができたり、スポーツクラブで取り扱われていたりするためプロテインは私たちの身近な存在となっています。忙しい現代人にとって、気軽にタンパク質を摂取できるプロテインは健康のために欠かせないアイテムといえます。そんなプロテインとは一体どんなものなのかをみていきましょう。
プロテインとは
プロテイン(protein)とは日本語でタンパク質を意味します。タンパク質は、主に肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などの食品に多く含まれています。
わたしたち人間の身体を構成する上で欠かせない五大栄養素をご存知でしょうか?五大栄養素には炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルがあり、それぞれ重要な役割があります。中でも身体をつくる基になる栄養素がタンパク質です。そして、その身体を維持するために必要な栄養素がビタミンやミネラルです。さらに、力や熱を生み出すのが脂質なのです。このように、わたしたち人間が生きる上で欠かせない身体を構成し活動するためのエネルギー源となるものが五大栄養素なのです。
そして、プロテインとはこの五大栄養素のうちのタンパク質を補う役割があります。プロテインにはさまざまな原料があり、それぞれ特徴や効果が異なります。代表的なプロテインの種類を以下にご紹介します。用途に合わせて選ぶことで、ダイエットや筋トレを効率よく行いましょう。
ホエイプロテインの特徴と効果
ホエイプロテインは牛乳に含まれるたんぱく質、乳清(ホエイ)を原料としつくられています。ホエイプロテインは水溶性であるため体内吸収率が高いことが特徴です。筋肉を構成するにはアミノ酸が欠かせませんが、ホエイプロテインにはアミノ酸が多く含まれており、筋肉修復効果が期待できます。筋トレなどの激しい運動やトレーニングで筋肉をしっかり作りたい人に向いているプロテインです。
カゼインプロテインの特徴と効果
カゼインプロテインはホエイプロテインと同様に牛乳を主成分としています。ホエイプロテインと異なり、不溶性で固まりやすいため体内への吸収スピードが遅いことが特徴です。このような性質から、満腹感が持続しやすい効果が期待できます。食事量を減らしダイエットしたい人は、筋トレやダイエットに加えてカゼインプロテインでタンパク質を補うことがおすすめです。
ソイプロテインの特徴と効果
ソイプロテインとは大豆タンパク質を原料としたプロテインです。カゼインプロテインと同様に体内吸収スピードが遅いこと、また、大豆イソフラボンを含むことが特徴です。大豆イソフラボンには女性ホルモンと似た働きがあるため、美肌や女性らしい身体のためにおすすめです。ダイエットをしながらも、女性らしい身体をつくりたい人に向いているプロテインです。
プロテインはダイエットに必要?
ここまで紹介したようにプロテインはタンパク質を多く含むこと、そして体内吸収率が高い、またはゆっくりである点が大きな特徴です。ダイエットや健康を考えたときに「プロテインは必要なのか?食事から栄養を摂った方がいいのか?」悩む人が多いのではないでしょうか。ここからはさらに、ダイエットにプロテインを取り入れるメリットとデメリットを上げてみます。
プロテインをダイエットに取り入れるメリット
・必要な量のタンパク質を手軽に摂取できる
・目的に合わせたさまざまなプロテインが選べる
・時間がなくても気軽に摂取できる
・吸収しやすいためダイエットや筋トレの効果が高まる
プロテインをダイエットに取り入れるデメリット
・商品によって価格がさまざまなのでコストがかかる場合がある
・タンパク質を分解するために肝臓に負担がかかるのでバランスよく摂取する必要がある
・プロテインだけでは空腹感が満たせないので、効果的にプロテイン摂取する食事面の工夫が必要
ダイエットに逆効果!太ってしまう摂り方とは?
プロテインはダイエットや筋トレに欠かせないタンパク質を効率よく摂取できることがわかりました。効果的に摂取するにはプロテインの特性と目的を理解して摂取することが大切です。例えば、ダイエットのための運動直後の身体の状態はエネルギーを欲しているため吸収率が高まっている状態です。この時にどんなものを摂取するかがダイエットを成功に導く秘訣ともいえます。
運動の消費カロリー以上に多く食事からカロリー摂取をしてしまってはせっかく運動をしても意味がなくなってしまいます。運動直後の体内吸収力が高まっている時に、プロテインを摂取することで身体の必要なエネルギーを補うと良いでしょう。
また、プロテインを摂取する際に普段通り食事を摂ることも厳禁です。普段の食事の摂取カロリーに加えてプロテインからもカロリー摂取をしてしまうことになるので気をつけましょう。ダイエットを目的としてプロテインを摂取する場合、その分のカロリーを計算して食事量を調節し、摂取したカロリーの分しっかり運動してカロリー消費することが大切です。
プロテインにはさまざまな種類があり、目的に合わせて選ぶことでダイエットの効率を上げることがわかります。タンパク質を効率よく摂取することで身体をつくる基礎となるためプロテインとダイエットは相性が良いといえるでしょう。ダイエットで効果的にプロテインを取り入れるためには、摂取するタイミングと運動量、食事量のバランスをみながら取り入れてみましょう。